財務会計論(理論)
財務会計論の理論も計算と並ぶ重要科目。
というか、数値で表すか文字で表すのかの違いなので、重要度は当然同じ。
短答論文問わず、こちらもかなり時間を充てた。
財務会計論の理論で印象に残っているのは、のれんの対比表。
ページを大きく使っているので目立つというのはあるにせよ、作成者の思い入れというか圧というか、パワーを感じるなと思って当時読んでいた。
のれんのページは何度となく読んでいて、主張とそれに対する反駁みたいな構成になっていたのが、個性が出ていて結構好きだった気がする。
自分はTACで勉強をしていた。
書いていて思ったけど、受かった後の感覚の話が混ざっている気がする。
TACで仲良くなった友人が、勉強中も受かった後も会計にすごく興味を持ち続けていて、いつだったかのれんの話を熱く語っていたのに引っ張られている気がする。
勉強中はのれんにそこまで思い入れがなかったような気もするけど、もはやわからん。。
のれん
でも”のれん”っていう名前は良いなと当時から思っていた。
ちょっとふざけてるような、丸みのある親しみやすい名前。
good willからよくのれんという名前を出したなと思った。
それでいて、本当に本当に正確に企業価値を算定したらのれんは発生しないという考え方もあったり、マイナス方向に振れた時の名前が”負ののれん”という発想も良い。
売却益だったら売却損とか、対比できているものばっかりだと思うけど、のれんだけ特別扱い感があるのは面白い。
のれんは唯一無二の存在感あるなーと思う。
監査法人で働いていた時にも企業結合の場面には出くわさなかったし、今の会社でもまず出ないだろうから、自分がのれんを扱うことになるのはいつになるやら。
短答の思い出
のれんについてばっか書いていたけど、短答での思い出。
正直、短答式試験の理論問題はひっかけてくるようなものも多いので、あんまり好きではなかった。
論点を正確に理解しているか・覚えているかを問うてくるから、細かいところに踏み込みがちになるのはわかるけど・・という感じだった。
短答論文問わずによくやっていた勉強方法を今ふと思い出した。
自分が座っている席の隣に、小学生くらいの甥っ子が座っているのをイメージして、その甥っ子に説明をするというやり方。
頭の中で会話を繰り広げるんだけど、設定が小学生くらいだから、ものすごく丁寧に説明しないと、と思ってシュミレーションをしていた。
これは自分には合っていたような気がする。
ただ、気をつけなきゃいけないのは、止める人が誰もいないということ。
誰かに何かを教えるというのは当時から好きで、そんな突っ込んだ話まではいらんよと思うことまで喋りたくなっちゃう自分としては、頭の中とはいえ、延々と質問をしてくる甥っ子に説明をするのは正直楽しい時間。
ついつい時間が経ってしまう。
実際の当時の映像を描写すると、椅子に座って目を閉じて腕を組んでいる状態。
注目もしていないだろうけど、周りの人から見たら寝てるだけ。
寝てる風に見えていて、実際にそのまま寝ることもしばしばあり。
ご飯食べた後とか、疲れてくる夕方以降にやるのは危険。
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